【Aチーム】夏季選手権大会 ベスト8

 

先週末はAチームにとっては大事な土日でした。

それは11月に行われる県大会(ろうきん杯)の支部予選があるからです。

今年は6年4人と圧倒的に不利な中、試合でも勝てない日々が続き本当に勝てる日が来るのか?

なんて誰もが思ったこともあったAチームでした。

だからこそ、このチームを県大会の舞台に立たせてあげたいと指導者は思い、

春季大会で敗れた時から夏季大会のベスト4を目標に子供達は努力してきたからです。

 

そしてそれを手にするために始まった2回戦、対夏見パワーズさんとの対戦。

2ヶ月前の対戦ではタイブレークで敗戦しているので胸を借りるつもりでと意気込む。

ただ初回から歯車が噛み合わず、ミスと2本のヒットで先制されてしまう。

ただこの日は6年投手の気迫が違った。その後を2人で6回まで無失点に抑える。

この頑張りに5年生も攻撃で反応。

3回に四死球2個とバントヒットで満塁とすると1番打者がセンターへのタイムリーで逆転。

さらに二死から左中間へ追加点で3−1とすると、5回にはダメ押しのもう一点。

色々とあった試合だが4−1で勝利!!県大会をかけた翌日の準々決勝に進むことができた。

 

そして翌日は前回の対戦でコールドで負けている西海ドラゴンズさん。

こちらもいい選手が揃っておりウイングスとしては完璧な試合をしないと勝負できないチーム。

春季大会に敗れてからここを目指してきて、あと一歩のところまできた喜びとそしてプレッシャー。この日は後者で今思うと朝から皆、動きが悪かったような気がする。

この日もウイングス先攻で試合開始。

たださすがは春季大会ベスト4チーム。出てくる投手が速さと制球を兼ね備えており、そして

何より背がでかい(笑)。長身から投げ下ろす速球に全くタイミング合わず。

 

そして守りもこの日は気迫や気持ちが空回り。勝ちたいという気持ちがほとんど感じられない。

初回に2本連続でヒットを打たれ、中継も乱れてしまう隙に1点を献上。

今考えること、初回がこの試合の全てだった気がする。

この流れを全員で引き寄せたいところであったが、記録に残らないようなミスが続出。

そして投手も四球などで踏ん張れず。3回を終わって7−0。

このままでは終わってしまう4回の攻撃は6年生が続く打順で意地を見せたいところ。

まずは先頭が四球で出塁。ワイルドピッチの間に2塁に。3番打者はセンターフライに倒れて

6年のキャプテンに打順が回る。

ここで1点取らないければ前回同様にコールド負けの危機。キャプテンの一発を期待しながら

ベンチからも祈るような声が飛び交う。

その2球目を強く叩き、つまり気味ながらもバウンドが高く跳ねショートの頭上を2バウンドで超えていく。そしてそれを見た2塁ランナーは3塁を蹴ってホームへ突っ込む・・・・

しかし相手は全く隙がない。ショートがエラーすると思っていたかのように突っ込んでカバーして

本塁へ送球。クロスプレーで一歩及ばずアウト。

さらに早急の間に2塁を狙った打者走者を察知した、相手キャッチャーは2塁へ完璧なコントロールでの送球でこちらもアウト。結果併殺となり試合終了。

やはり相手は強かった、そして隙がほとんどなかった。

併殺を取った後の相手チームの喜びが今でも忘れられない。

0点で抑えて勝つんだという強い気持ちを感じた。そして一体感を感じた。

それがウイングスには残念ながらなかった。勝負はそんな差で決まるんだなと思った。

ただ少ない6年生と5年で掲げた目標に後一歩まできた、君たちは本当に素晴らしいと思う。

大きな大会につながる試合はこれで終わってしまったが、まだリーグ戦は残っている。

後4ヶ月で後輩に君達が何を残せるか?

そしてこの敗戦を糧に最後に笑って終われるようにこれからどうするか?

野球人としてだけでなく、人として成長する君たちを楽しみにしているよ!!

 

とりあえず夏季大会はお疲れ様でした。

また来週から楽しみながら頑張っていきましょう!!

 

夏見パワーズさん、西海ドラゴンズさん、対戦していただきありがとうございました。